真央の復活は険しい 9位発進に「次頑張る」逆襲宣言 宮原、本郷は好調 女子SP [スポーツ]
■フィギュアスケート世界選手権・第2日(3月31日=日本時間4月1日、米マサチューセッツ州ボストン)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、2季ぶり出場の浅田真央(25)=中京大=は65・87点で9位と出遅れた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷が乱れ、手をつく失敗が響いた。前回銀メダルの宮原知子(18)=関大=は6位、昨季6位の本郷理華(19)=邦和スポーツランド=は7位。グレーシー・ゴールド(米国)が76・43で首位に立った。女子フリーは4月2日(日本時間3日)に行われる。
やはり復活の道のりは険しいようだ。練習ではあれほど高い精度で決まっていたトリプルアクセルが決まらなかった。
「すてきなあなた」の曲調に乗り、冒頭で飛んだ。しかし、やや思い切りが足らず、回転不足での着氷。バランスを崩して手をついた。今大会では浅田しか飛べない高難度ジャンプに期待していた場内から、ため息が漏れた。
ただ、いつもならここで痛々しい雰囲気になるところだが、この日は違った。気分を入れ替えたように滑り続け、続く3回転-2回転の連続ジャンプはきれいに成功。最後の3回転ループも完璧なバランスではなかったが、こらえて着氷した。
円熟味を増したステップや表現力は、失敗の痛々しさを覆い隠し、滑り終わると観客席から大きな声援。悔しそうな表情をみせたが、悲壮感を感じさせない照れ笑い。これも成長といえるのかもしれない。「最初のジャンプは悔やまれるけど、他の部分は自分の滑りができた。きょうはこんな感じかなと思う」と浅田。キス&クライでは佐藤信夫コーチに「次、頑張ります」と宣言した。
同コーチによると、浅田は左ひざに違和感を抱えており、練習も十分にこなせなかったという。大会は6人が70点以上を記録する高得点ラッシュとなった。上位陣が混戦となっていることから、フリーでジャンプを決めることができさえすれば、上位に食い込むことも十分可能だ。
宮原も調子はよかった。ほぼ完璧と思われる演技で70・72点を記録。自己ベストには1・76点届かなかったが、首位ゴールドには5・71点差。逆転圏内だ。
「もう少し高い点を目標にしていたけど。悪くはなかったかなと思ったけど、やっぱりジャンプでは緊張した。練習ほどよくはなかった。もう少し改善するところがある。フリーで挽回したい。気持ちを切り替えたい」と力を込めた。後半の3回転フリップで回転不足を取られたのが痛かった。
本郷もミスのない演技。69・89点でフリーに期待がかかる。
■女子SP成績
(1)グレーシー・ゴールド(米国) 76.43点
(2)アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) 73.98点
(3)エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) 73.76点
(4)アシュリー・ワグナー(米国) 73.16点
(5)エレーナ・ラジオノワ(ロシア) 71.70点
(6)宮原知子(関大) 70.72点
(7)本郷理華(邦和スポーツランド) 69.89点
(8)ガブリエル・デールマン(カナダ) 67.38点
(9)浅田真央(中京大) 65.87点
(10)長洲未来(米国) 65.74点
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00000004-ykf-spo
浅田真央厳しいですね。
復活はできないのか?
伝家の宝刀のトリプルアクセルも失敗しては全然だめだと思います。
応援はしますが、結果がすべての世界で生きていくには・・・?
フリーの結果が楽しみですね。
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